「三位一体」で取り組む歯科治療の大切さを再確認
科研製薬オンラインセミナー
大阪SJCDが贈る
『三位一体(歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士)で臨む歯周病治療』
―「清掃性の高い補綴装置形態」「炎症と力のメインテナンス」―を受講しました。
本セミナーでは、歯周病治療において歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士の三者の連携(=三位一体)が欠かせないということがテーマでした。
■歯周病治療における三位一体の意義
・歯科技工士が作製する被せ物(補綴物)の形態が、歯ぐきや清掃性に与える影響は非常に大きく、歯周病の再発予防に直結します。
・歯科衛生士は、治療後のメンテナンスを担い、日々のお口の変化や異常を早期に察知する役割を担います。
■う蝕治療(虫歯治療)やCAD/CAM冠治療にも三者の連携が不可欠です
この「三位一体」の考え方は、歯周病治療に限ったことではありません。
たとえば以下のような歯科治療にも重要です。
う蝕(虫歯)治療
・虫歯治療では、歯をどれだけ保存できるかが大切です。
・歯科技工士が製作する詰め物・被せ物の精度や適合性によって、再発リスクや噛み合わせへの影響が大きく変わります。
・また、歯科衛生士が患者さんの日々のブラッシング指導や定期的なクリーニングを通じて、虫歯の再発を防ぎます。
CAD/CAM冠の治療
・CAD/CAM冠の設計・製作には、歯科技工士の精密なデジタル作業が不可欠です。
・歯科医師と技工士との綿密な情報共有により、見た目の美しさや噛み合わせの自然さが左右されます。
・装着後も、歯科衛生士による定期的な確認と清掃が、長期的な安定に欠かせません。
■当院では「三位一体」のチーム医療を大切にしています
はじめ歯科医院 中村橋では、歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士が常に情報を共有し、患者さん一人ひとりに合わせた最適な治療とメンテナンスを行っています。
口腔内の健康を長く保つには、治療後の「維持・管理(メンテナンス)」こそが最も重要なステップです。
今後も、より良い診療を提供できるよう、チーム一丸となって取り組んでまいります。
練馬区 口腔外科専門医
はじめ歯科医院 中村橋