一般歯科
General Dentistry
虫歯治療
当院では、歯をできるだけ削らず、痛みの少ない治療を目指しています。
虫歯治療の場合、事前のカウンセリングをしっかりと行い、患者様と一緒に治療を進める心がけを行っております。
見た目やアレルギーに考慮し、なるべく金属を使用しない治療を心掛けています。
歯周病
歯周ポケットと言われる歯の周りの溝の中に歯周病菌が増えて、その毒素が歯の周りの歯周組織を破壊、歯を支える骨まで溶かしていく病気で、最終的には歯の脱落で終焉を迎えます。
40代以上の70%は歯周病で歯を失うと言われています。
歯周病は国民病といわれるぐらい、40歳以上の方の90%は罹患しているといわれています。
歯周病は欧米ではサイレントディジース(静かな病気)と言われ、すなわち普段痛くもなく、特に顕著な症状がなく、静かに病気は進行していくのです。
歯周病の1番の原因はプラークです。プラークとは虫歯菌や歯周病菌をはじめとするさまざまな微生物のかたまりです。
タバコを吸っている人は血流が悪くなり、歯周病が進みやすく炎症が起きてしまうと治りにくくなります。プラークも付きやすくなる為、歯肉の色も黒ずんできます。
糖尿病は体の抵抗力が低下するため、歯周病も急速に悪化させるといわれています。
その他、ストレスや妊娠・更年期・食生活・かみ合わせなど様々な要因があります。
当院では、歯科衛生士による定期的なクリーニングに力を入れております。末永くご自分の歯を守るため、そして最高の笑顔を守るため、定期的なクリーニングをおすすめします。
入れ歯
歯を抜けたままにしておくと、見た目が悪いことや食べにくくなるといった直接的な影響もありますが、もっと悪いのは残りの歯に負担をかけたり、周りの歯が傾いたり、噛み合わせが徐々に狂い始め、お口全体の健康や表情、全身の健康を損ないます。
「保険の入れ歯」
保険を使って入れ歯をする際、総入れ歯は義歯床がプラスチックのものになります。メンテナンスも行いやすいですが厚みがあり、違和感を感じることがあります。
部分入れ歯は支えるために、「クラスプ」という金属のバネを歯に引っ掛ける必要があります。見た目がよくありませんが保険適用ですと、このタイプの部分入れ歯しかありません。また噛む力は本来の歯に比べて20%から30%程度になります。
「金属床(保険適応外)」
金属床は義歯床に金属を使用している入れ歯です。
保健適応の入れ歯に比べ薄くつくることができ、汚れも着きにくく清潔を保ちやすくなっております。
また歪む事も少ないので残っている歯にも優しいといわれております。
「ノンクラスプデンチャー(保険適応外)」
ノンクラスプデンチャーは金属バネを使わない入れ歯です。
口腔内でも保険適用の入れ歯と比べ金属バネが見えないので審美的です。
義歯床の厚さがかなり薄くできるので、違和感が少なくなります。
重さも従来の入れ歯と比べ2分の1になります。
「インプラントで固定する入れ歯(保険適応外)」
長期に渡り総入れ歯をすると噛む力が顎に伝わらなくなり、やせ細っていきます。そのため入れ歯が安定しなくなり噛み合せが困難になってきます。
インプラントを埋め込むことで固定し入れ歯を安定させる治療法です。
差し歯
歯の歯根は残っているが歯冠部分(歯の上部分)がほぼ存在していない時に使われます。
歯の根っこ部分に人工的に作られた土台を入れ、それを歯の歯冠の基礎とします。
そして、その上に金属やセラミック、プラスチックなどで作られた歯冠をかぶせて固定するのです。
差し歯のメリット
自分の歯根を使うことができる
差し歯のデメリット
歯根が残っていることが絶対条件となる為、差し歯で対応できる場合が限られている。
差し歯の種類
歯冠部分の素材を何にするかによって、値段・見た目・機能は大きく差が出てきます。
保険診療(レジン)
保険が適用されるのは金属製のかぶせ物です。表面に硬質レジンを貼りつけ、白く見せています。
自由診療(セラミック)
金属の被せ物に、セラミックを焼きつけて白くみせるものです。インプラント治療でも使用されます。
全てがセラミック製のオールセラミッククラウンやハイブリッドセラミッククラウン、メタルボンドなど様々な種類があり、値段・見た目・機能が優れています。
インプラントと差し歯の違い
差し歯は天然の歯根が残っており、そこに歯冠部を差し込む治療法です。
その上に金属やセラミックなどで出来た歯をかぶせます。
差し歯は歯根が残っていないとできません。歯を抜いてしまったり、歯がない場合は差し歯はできないということです。
一見、インプラントと混同されがちですが、インプラントは人工歯根を埋め込むのに対して、差し歯は元々あった歯根を土台として利用して上から歯をかぶせるということで全く異なります。