60歳代前半から歯の自立機能が低下します
Web配信セミナー『多死時代における多歯時代に 口腔バイオフィルム感染症にどうかかわるか?』を受講しました。
加齢により心身が老い衰えた状態となるフレイルが寿命に大きく関わることが、わかっています。
60歳以降の経過をみてみると、80歳代後半まで自立維持ができる割合は11%、70歳代後半から自立度が低下する割合は70%、60歳代前半から自立機能が低下する割合は19%ということで、全身のフレイルだけでなく、お口の機能が衰える口腔フレイルも自立度に関連するといわれています。
加齢と共に誤嚥性肺炎が増しますが、摂食機能訓練で口腔フレイルを改善し、適切な口腔ケア行うことで誤嚥性肺炎を予防するができます。
健康状態を維持するためには、しっかりと咬めることが重要であることを再確認しました。
練馬区
はじめ歯科医院 中村橋