日本歯科大学新潟病院「口腔インプラント科」での臨床と学び
― 専門医との連携で、より確実な診療を ―
10月22日(水)、はじめ歯科医院 中村橋の院長・皆澤先生が、
臨床講師を務める日本歯科大学新潟病院 口腔インプラント科に出勤しました。
この日は、当院の患者さんのインプラント埋入手術に参加。
難易度の高い症例であったため、同科の教授による執刀のもとで対応しました。
目次
大学病院の「口腔インプラント科」とは
大学病院の口腔インプラント科は、骨や神経の位置、噛み合わせ、審美性などを総合的に診断し、
安全にインプラント治療を行うための専門診療科です。
一般的な歯科医院では扱いが難しい複雑な症例や、全身疾患をお持ちの方のインプラント治療などにも対応しています。
大学病院には、歯科口腔外科、補綴科、麻酔科など複数の専門医が在籍しており、
チーム体制での診療が可能です。
そのため、より安全で確実な治療結果が得られるという利点があります。
インプラント埋入手術はなぜ難しい?
インプラント埋入手術は、歯を支える骨の厚み・形・神経との距離を正確に把握して進める必要があります。
わずかな角度のずれでも神経や隣接歯に影響する可能性があるため、
解剖学的知識と高い技術を要する治療です。
そのため、当院では「難易度の高い症例では、大学病院などの専門医と連携し、最適な環境で治療を行う」という方針を徹底しています。
院内で完結させることよりも、患者さんにとって最も安全で確実な結果を得ることを優先しています。
はじめ歯科医院 中村橋の治療スタンス
皆澤院長はこう語ります。
「患者さんに安心して治療を継続してもらうために、常に確実な診療結果が得られることを考慮し、各種専門医に診療依頼を行っています。」
この言葉の通り、当院では“全ての治療を自院で完結させる”ことを目的としていません。
むしろ、患者さんがその時に最も適切な専門医療を受けられる体制を整えることこそ、歯科医療の本質だと考えています。
この「確実で誠実な医療連携」は、はじめ歯科医院 中村橋の大きな特徴です。
睡眠時無呼吸症候群とスリープスプリント治療
近年、睡眠時無呼吸症候群(Sleep Apnea Syndrome)に対し、
歯科で行うスリープスプリント(口腔内装置)の需要が増えています。
スリープスプリントとは、睡眠時に下あごを少し前方に出すように固定し、
気道の閉塞を防ぐためのマウスピース型装置です。
いびきの軽減や、軽度の睡眠時無呼吸の改善に効果が期待されています。
はじめ歯科医院 中村橋でも以前よりこの治療に対応していましたが、
より専門的な知識を深めるため、皆澤院長は日本歯科大学新潟病院 睡眠歯科センターでの診療を見学。
睡眠医療分野での臨床を直接学びました。
睡眠医療への取り組みと今後の展望
「今後、睡眠学会認定の専門医をめざし、診療の需要に応えられるよう経験と知識を増していきたいと考えています。」
歯科医療は、噛む・話すだけでなく「眠る・呼吸する」という全身の健康にも深く関わっています。
はじめ歯科医院 中村橋では、口腔外科・インプラント・睡眠医療といった各分野での専門的な知見を活かし、
今後も患者さんの幅広いニーズに応えられる体制づくりを進めています。
まとめ
はじめ歯科医院 中村橋では、
・難易度の高い症例では専門医と連携し、最適な環境での治療を実施
・睡眠時無呼吸症候群治療など新たな分野にも積極的に取り組み
・「確実で安全な診療結果」を第一に考える姿勢
を大切にしています。
これからも、患者さん一人ひとりが安心して治療を受けられるよう、
そして「歯科から全身の健康を支える」医療を目指して、経験と知識の研鑽を続けてまいります。
練馬区 口腔外科専門医
はじめ歯科医院 中村橋
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