口腔外科専門医 はじめ歯科医院 中村橋練馬区 日本歯科大学新潟病院口腔外科臨床講師 日本口腔外科学会専門医

お子様の虫歯予防

Pediatric Dentistry

小さなころから予防

フッ素

フッ素を塗布することで、歯の表面にあるエナメル質のむし歯に対する抵抗力を高めます。

①歯を強くする

歯の表面からフッ素が取り込まれむし歯菌によって作られた酸に溶けにくい強い歯が作られます。

②再石灰化を促進する

むし歯で穴のあいてしまった歯は自然には治りませんがカルシウム等のミネラル分が溶け出したむし歯のなり始めの歯では元に戻る事が期待できます。これを再石灰化と言いフッ素はこの働きを助けます。

③むし歯菌の働きを抑制する

むし歯は口の中に住んでいる細菌が起こす病気です。フッ素はこのむし歯の原因菌の働きを抑えます。

キシリトール

白樺などの木の原料から作られる天然の甘味料で安全な食品です。
キシリトールは厚生省により食品添加物として許可されています。アメリカ合衆国の食品衛生安全局も、キシリトールを一日の摂取量に制限を与えない安全性の高いカテゴリーとして扱っています。

効果は以下のようなことが期待できます。

・酸をつくらない
・唾液の分泌を促す
・プラークの量を減らし、汚れを落としやすくする
・ミュータンス菌の増殖を防ぐ・再石灰化を助ける
・プラーク中のPHを5.7以下に下げない(口腔内のPH値を保持する事で虫歯の発生を抑える。)

シーラント

むし歯の原因となる歯の細く深い溝を歯科用レジンで埋めて、その部分のむし歯の予防をします。奥歯など歯ブラシが届きにくい場所に有効です。

お子様への歯みがき指導

歯ブラシの選びの簡単な基準

子どもの歯ブラシは次のような条件に基づいて選びましょう。先ず、口の中で操作が容易であるために、小型のものが望ましいです。

幼児期には親が歯みがきをすることが多いので、親がみがきやすい歯ブラシを選ぶのが基本です。
一般に植毛部は15~17mmで、毛足は短めのものが適切です。学童期になれば歯みがきを自分でできるようになるので、子どもが使いやすい歯ブラシにしましょう、基本的には親が点検みがきをするときにみがきやすいものを選びましょう。

植毛部は口の大きさに比例して大きくしていきますが、学童ではおよそ18~20 mmで、毛足は8~10 mm 程度のものが使いやすいです。
毛はまずは柔らかめにしましょう。幼児期には歯ブラシを噛む習慣がつく子どもがいます。この癖は長くは続かないので、その間だけは歯ブラシの交換をこまめにしましょう。
歯ブラシの柄(把持部)は様々な形のものが市販されていますが、ストレートで握りやすいものが推奨されています。

歯ブラシペーストの注意
子供の虫歯予防

最近の歯みがきペーストには種々の研磨剤や発泡剤、清涼剤等が含まれており、乳歯には強すぎるものもあるので、成人用と使い分けましょう。

親子のふれあいの場として楽しい雰囲気で行われるべき歯みがきが、嫌がる子を無理にみがくなど、親子のストレスとなっていることがあります。
家族の協力の下で楽しい雰囲気をつくり、楽しくて気持ちのよい歯みがきが身につくように、慌てず焦らず、口の機能と歯の生え方をみながらガーゼみがきなどから始め、徐々に歯ブラシに慣れさせるようにしましょう。
ただし、歯ブラシを口に入れたまま転倒すると、歯ブラシが上の顎や頬に突き刺さるなど重大な事故につながるので、椅子に座らせたり、親が抱えた状態で歯ブラシ遊びをさせるようにし、決して親の監視のないところで歯ブラシ遊びはさせないようにしましょう。

当院ではお子様の歯の健康のため、フッ化物塗布、ブラッシング指導、予防充填(シーラント)などさまざまな点からサポートしていきます。お子様の歯科でご相談がある方は一度ご来院ください。

お子様の虫歯予防

乳歯は、永久歯に比べてやわらかく、虫歯になりやすいものです。また、乳歯も永久歯も生えてきたばかりの歯は、虫歯になりやすく、進行もとても早いので、子どもの虫歯には注意が必要です。
特に食生活や歯みがきなど、小さな子どもの虫歯は、保護者の管理が大変重要です。
正しい知識をもって最適なケアを行ない、 子どもの虫歯を作らないようにしましょう。

いずれ生え替わってしまう乳歯だからいいやと思っていませんか?
乳歯が虫歯になると、あとから生えてくる永久歯まで歯ならびが悪くなったり、虫歯になったりします。
乳歯は、永久歯に比べてやわらかく、虫歯になりやすいものです。また、乳歯も永久歯も生えてきたばかりの歯は、虫歯になりやすく、進行もとても早いので、子どもの虫歯には注意が必要です。
特に食生活や歯みがきなど、小さな子どもの虫歯は、保護者の管理が大変重要です。

正しい知識をもって最適なケアを行ない、 子どもの虫歯を作らないようにしましょう。

子供の歯並び

子供の予防歯科

矯正治療は歯並びを整えて見た目を良くすることにより、「噛むこと」=「食べること」・「発音」=「話すこと」の基礎作りです。その結果として、むし歯・歯周病の予防にもつながる特徴を持っています。
年齢制限はありませんが、早めの対応が良い結果をもたらします。

治療開始の目安

子どもの矯正は、あごの骨が成長する6歳~14歳までの間に行うのが有効だと言われています。それは、上あごと下あごの大きさのバランス、歯とあごの大きさのバランスをある程度コントロールしやすいためで、小児矯正ではこの成長発育を利用して効率よく治療を行います。あごの骨がよく発達する時期なので、「歯を抜かずに歯並びを整えることも可能」という大きなメリットもあります。

子供の時に矯正を始めるメリット

・歯を抜かないで治療を行える可能性が高くなります。
・ある程度の成長をコントロール出来るため、上下の顎のバランスを改善する事ができます。
・大人に比べて子どもの方が一般的には歯が動く際の 痛みが少ないようです。
・咬み合わせを早期に改善する事により、顎の関節や歯への負担を減らす事ができると考えられています。

矯正装置の種類

矯正はブラケットという矯正装置を歯の表面に装着させ、そこにワイヤーを輪郭づけして歯を動かす矯正法で行います。
矯正治療が必要な場合には、矯正専門医をご紹介いたします。
安心してご相談ください。

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