「COVID-19のこれまで、そしてこれから」講演参加しました
第66回日本口腔外科学会総会・学術大会が開催され、オンデマンドコンテンツ配信を聴講しました。
特別講演では、新型コロナウイルス感染症対策分科会長 尾身 茂 先生が「COVID-19のこれまで、そしてこれから」と題しての講演がりました。
いわゆる「3密」の科学的根拠、そしてCOVIDー19の減少についての見解を示されました。
現在のところ、明確な結論は出ていないが、COVID-19の減少要因として以下のことが考えられる、とのことでした。
①市民の感染対策強化
②夜間滞留人口の減少
③ワクチン接種率の向上
④医療機関・高齢者施設での感染者数の減少
⑤気象の要因
等があるとのことでした。
特に、ワクチンの接種率が上がっているにもかかわらず感染者数が増加している諸外国は、マスク装着、3密回避などの感染対策が行われていないことが多く、日本人の感染対策への意識が高いことを注目していました。
また繁華街の人流よりも、夜間滞留人口が感染者数の変化に大きな影響があることが指摘されました。
以上より、今後も変わらない感染対策の重要性を確認しました。