口の中に粘膜の違和感、異常感はありませんか?
『口腔カンジダ症の診断と治療:口腔粘膜付着型抗真菌薬の使用法』と題したWebセミナーを聴講しました。
高齢化社会に伴い口腔カンジダ症は増加しています。
特に要介護高齢者や入院中の患者、がん薬物療法を受けている患者など、口腔乾燥、免疫力の低下等で口腔カンジダ症の治療が必要です。
口腔粘膜付着型の抗真菌薬が登場しました。
1日1回1錠を口腔粘膜に貼付して、自力で良好な口腔衛生状態を維持することが困難な患者にも使用が可能です。
口腔カンジダ症が慢性化した「慢性カンジダ症」は悪性化のリスクが高く、WHOにより「口腔潜在的悪性疾患」に指定されています。
口腔粘膜の違和感、異常感が認められるときは口腔外科専門医の受診をお勧めします。