口腔外科専門医 はじめ歯科医院 中村橋練馬区 日本歯科大学新潟病院口腔外科臨床講師 日本口腔外科学会専門医

はじめ歯科医院

詰め物がすぐ取れるのはなぜ?歯を長持ちさせる“接着”の違い

院長が『技工サイドが推奨する接着技術』のセミナーを受講しました。

「詰め物をしたのにまたむし歯になった」
「被せ物が取れてしまった」
こうしたトラブルは、実は“接着(くっつけ方)”が関係していることがあります。

接着技術とは?

歯科治療では、詰め物や被せ物を歯に装着する際、専用の材料を使って歯と人工物を接着させます。

この接着の精度によって、
👉 長く持つか
👉 再発しにくいか
が大きく変わります。

接着が良いと何が変わるの?

今回のセミナーでは、接着技術の重要性について改めて学びました。
主なポイントは以下の通りです。

①歯をできるだけ削らずに済む
しっかり接着できることで、余分に削る必要が少なくなり、
歯への負担を抑えた治療が可能になります。

②神経を残せる可能性が高くなる
削る量が少なくなることで、歯の神経を守れる可能性が高くなります。

③異なる材料でもしっかりくっつく
歯科治療では、
・セラミック
・レジン
・金属
など様々な材料を使いますが、それらをしっかり接着させることが重要です。

④歯と一体化して長持ちする
接着がしっかりしていると、歯と詰め物・被せ物が一体のように機能し、
👉 外れにくい
👉 むし歯の再発を防ぎやすい
といった効果が期待できます。

実は「水分」が接着の大敵

口の中は、
・唾液
・呼気
の影響で常に湿った状態です。

この水分は、接着の精度を下げる大きな原因になります。

今回学んだポイント

今回紹介された技術では、
このような湿った環境でも安定して接着できる材料が紹介されていました。

これにより、
👉 接着のばらつきが減る
👉 治療後の安定性が高まる
といった効果が期待できます。

詰め物・被せ物の種類と「接着」の関係

歯科治療では、詰め物や被せ物の材料によって、
接着の方法や安定性も大きく変わります。

例えば、白く自然な見た目の材料として知られるセラミックは、
歯との接着性が高く、しっかりと一体化しやすい特徴があります。
そのため、見た目だけでなく、長期的な安定性にも優れている材料です。

👉 セラミックについて詳しくはこちら

一方、保険適用で白い被せ物として選ばれることが多いCAD/CAM冠は、
レジン(樹脂)をベースとした材料で作られています。

こちらも接着によって歯に固定されますが、
材料の特性上、セラミックとは異なる接着の工夫や管理が重要になります。

👉 CAD/CAM冠について詳しくはこちら

接着が“持ち”を左右します

どの材料を選ぶ場合でも、しっかり接着できているかどうかが、治療の持ちに大きく影響します。
・接着が不十分 → すき間からむし歯が再発
・接着が安定 → 長く快適に使える

つまり、「何を入れるか」と同じくらい「どうくっつけるか」が重要です。

FAQ

Q. 詰め物や被せ物はなぜ取れてしまうのですか?
A. 接着が弱くなっている場合や、すき間から細菌が入り込むことで外れることがあります。噛み合わせや経年劣化も影響します。

Q. 接着が良いと何が変わるのですか?
A. 歯と詰め物が一体化することで外れにくくなり、むし歯の再発を防ぎやすくなります。

Q. セラミックとCAD/CAM冠では接着は違いますか?
A. はい、材料の性質が異なるため接着方法や特徴も異なります。それぞれに適した処置が必要です。

Q. 治療を長持ちさせるためにできることはありますか?
A. 定期的なメンテナンスと適切な噛み合わせの管理が重要です。また、歯ぎしりがある場合は対策が必要です。

はじめ歯科医院 中村橋の考え方

はじめ歯科医院 中村橋では、「ただ詰める・被せる」だけではなく、長く持つ治療を大切にしています。

そのため、
・接着の精度
・使用する材料
・治療環境
といった見えない部分にもこだわり、再発しにくい治療を目指しています。

まとめ

詰め物や被せ物の寿命は、
見た目だけでなく「接着の質」に大きく左右されます。

接着がしっかりしていることで、
・歯を守れる
・再発を防げる
・長持ちしやすい
といったメリットがあります。

「治療した歯を長持ちさせたい」
「詰め物が取れやすい」
という方は、ぜひ一度ご相談ください。

技工サイドが推奨する接着技術

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