睡眠時に歯軋りや食い縛りしていませんか?
第21回日本睡眠歯科学会総会・学術集会をオンデマンドで聴講しました。
注目したことは、睡眠時の歯軋りや食い縛りをしている方の70.0%が胃食道逆流症を、胃食道逆流症の73.7%に歯軋りや食い縛りがみられたことでした。
そのメカニズムとして、胃酸が逆流することで眠りが浅くなり歯軋り食い縛りが発現するのでは、とのことでした。
睡眠時の歯軋り、食い縛りは唾液の嚥下を誘発し、胃酸逆流で酸性に傾いた食道内pHを中和するという、生体の防御反応の可能性がある、とのことでした。
練馬区
はじめ歯科医院 中村橋