歯の接触が持続しないための行動変容が有用
2021年11月3日、録画配信された「正しいTCHの知識」と題した講演を視聴しました。
TCHとは、上下の歯が持続して接触していることで、歯だけでなく顎関節、咀嚼に関わる筋肉、義歯を装着している場合の粘膜痛などに為害作用をもたらします。
生理的な上下の歯が接触する時間は20分ほどで、僅かな接触であっても、それ以上の接触は非生理的なことが多く知覚過敏、咬合痛、顎関節の痛み、咀嚼筋痛、義歯使用による粘膜痛および歯周病の悪化等を引き起こします。
対応としては、歯の接触が持続しないための行動変容が有用とのことでした。