抗血栓療法と医療安全

2020年1月19日(日)、飯田橋レインボービルにて「抗血栓療法と医療安全」と題した”医科歯科・医療安全講習会2019″が、東京保険医協会/東京歯科保険医協会の主催で開催され受講して来ました。

不整脈の一つである心房細動による脳梗塞を予防するために、抗血栓療法が施行されています。
抗血栓療法が行われている症例に、抜歯術などの外科的処置を施した場合、止血が困難になったり難渋することがあります。
安易に抗血栓療法休薬したことにより脳梗塞のリスクが上昇するため、観血的処置の場合には慎重の対応が必要となります。

今回は、抗血栓療法の重要性と同療法中止による危険性、および抗血栓療法症例の外科的歯科治療施行時の注意事項について学んできました。
今後も患者皆様が、安心して当院で加療できるよう新しい知識の吸収に励んでまいります。

練馬中村橋　はじめ歯科医院
院長　皆澤　肇